ペンギンを見る
3月3日
夜中にはかなり雨が強まり、風も強く吹いていて、テントが結構揺れていました。まあ、中に人(=自分) が寝ているので飛ばされることはなかったですが。朝、目が覚めると小雨になっていました。これなら自転車で走れそうです。 自転車旅行は天候に左右されるのですが、それがまた面白いところ。雨や風に翻弄されながら走ることに密かな興奮すら覚える自分は「M」 でしょうか(笑)?
キャンプ場がタダだったのはいいのですが、チェックアウト時間が早く、朝食抜きで早々に出発したため力が入りません。 途中の町で列車の車両を改造したパン屋があったので、そこで朝食を摂りました。
お昼ごろ、約70kmほど自転車で走ったところでOamaruという街に到着。インフォメーションセンターに行くと、 この街でペンギンが見られるということだったので、ここで宿泊を決定。いろいろ濡れたものや洗濯物があったので、 ユースホステルに宿泊することにしましたが、すごく感じのいいところだったので一目で気に入りました。
(Ohamaruの時計台)
荷物を下ろしてスーパーマーケットに買出しに。「Woolworths」 というスーパーはニュージーランドでは大手のスーパーのようです。スーパーは市民の生活必需品が揃っているので、その国の生活習慣・ 生活様式を「モノ」から観察するうえで絶好の場所なのです。
ここで日本では見かけないものとして目を引いたのが「ドライフルーツの量り売り」。ブドウはもちろん、リンゴ、パイナップル、 イチジク、アプリコット(?)、その他、多種類のフルーツを乾燥させたものがプラスチックのケースの中に入っています。 客はそれを備え付けのビニール袋に好きなだけ入れて、タグを付けます。タグにはフルーツを取ったケースの番号を記入します。 レジで重さを量り、生産するのです。
(ドライフルーツの量り売り用のタグ)
そして、このドライフルーツが美味しいこと!特にイチジクは絶品です。もう病み付きになってしまい、このあとも、 買出しではドライフルーツを必ずといっていいほど買っていました。ニュージーランドではスーパーのドライフルーツ、おすすめです。
(ペンギン・コロニーのチケット)
夜になるとペンギンが出ると「Oamaru Blue Penguin Colony」に行きました。 ペンギンを見られたことは見られたのですが、ペンギンとの距離が結構離れていたので残念。もう少し近くで見られると思ったのに・・・ 「人間立ち入り禁止」の範囲が広く取られていて、人間は遠くからそっと見守る、という感じでした。でも、 このくらいがちょうどいいのかも知れませんね。
かなり小さいですが、真ん中にペンギンが3匹写っています。
本日の記録
走行距離:約72km
宿泊先:OamaruのRed Kettle YH
自転車で走った経路は赤色で示しています。
拡大地図を表示