氷河と雨とアイスクリーム
3月17日
この日も朝から天気が悪いです。空が曇っていて今にも雨が降りそうです。Franz Josefは氷河が見られることで有名なことで、せっかくなので氷河を見に行くことにしました。 氷河なんてテレビで見たことがあるだけで実物を見るのは生まれて初めて。楽しみです。
氷河が見れるところに行くには一般道路を外れ、未舗装路を4kmほど走ったところにありました。
(大迫力の氷河)
やっぱり見にきてよかったです。思った以上の迫力!! 洪水のように波しぶきをあげて押し寄せてくる川の流れが一瞬にして止まったような感じです。色は半透明のブルー。 地面を削っている部分は土で汚れていますが、上のほうはきれいなブルーです。もちろん氷河が動いているのは見えないのですが、 1日に少しずつ動いているのでしょうね。
(ちょっと離れたところから氷河の全体像)
氷河の先端が溶けて小川になって流れていきます。こういう水が数日前から見かける青い小川になっているのでしょうかね・・・?
(Google Mapで見た氷河の衛星写真)
町で買出しを済ませて先へ走り出すと、とうとう雨が!まだ30kmしか走っていませんが、Whataroaという町で昼食。
「ジャイアントバーガー」を注文。これがビッグマックの3倍はあるくらいの大きさで、ハム・卵・ハンバーグ・パイナップル・レタスなどなど、
チャリダーも大満足のボリュームでした。
昼食を終えてもまだ雨はやみません。もう今日は一日雨を覚悟しなければ・・・しかもこんな日に限って150kmの長距離。
自転車で走っているうえに、雨で身体が冷えやすいので(雨具を着ていても)、とにかくお腹が減ります。 雨なので何か食べる時くらいは屋根のあるところで・・・と思って途中でアイスクリームの店に2回も入ったですが、後で痛感しました。 アイスクリームって身体を冷やすんですよね。自転車に乗っているときに、ペダルを漕いでいるのに身体が冷えてきて、 眠くなってきたという経験をしました。本当に結構危なかったかもしれません。 アイスクリームに殺されるところでした。
目的地のHokitikaという町に着きましたが、やっぱり結局、一日中雨に降られ続けました。もう今日はキャンプはしません。 「ビーチハウス・バックパッカーズ」に泊まりました。あいにくドミトリー(相部屋)が空いておらず、 ダブルの個室しか空いていませんでしたが、もう動きたくなかったのでここに決めました。
ニュージーランドに来て初めてのベッド(これまでは寝袋で寝ていた)なのがうれしいです。部屋もきれいでいい感じです。 小さな町ですが、宿泊者ノートを見ると日本人も時々泊まっているようです。
それからアクティビティも結構盛んで、スカイダイビング体験もできるようです。バンジージャンプ体験のおかげで少し成長した私は、 ちょっとグラッときましたが、料金が高かったのであきらめました。
夕食のデザートは今日はタップリ、ナシが2個にモモが1個。満腹で幸せな気持ちでベッドに入りました。海が近く、 波の音が聞こえてきました。
本日の記録
走行距離:148km
宿泊地:Hokitikaのバックパッカーズ
自転車での移動経路は緑色の線です。
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